2017年01月12日

閉じている時も楽しい冬の花

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

ここ浜松はそもそも暖かい土地ですが、今年のお正月はそれに輪をかけて穏やか〜な暖かい日が続きました。
通常は遠州のからっ風と呼ばれている北西からの強風がビュービューと吹き付け、それが体感温度を大いに下げる訳ですがそれもありませんでした。
で、ここ数日でようやく冬らしい気候となりました。寒いのはイヤですが、少し安心しました。やっぱり冬には冬らしい日がなくてはね。

ところで皆さん冬のお花はどんなものを楽しんでいますでしょうか?パンジーやビオラ、ストック、ハボタンなどなど、冬の草花の選択肢は幅広くはないですが、ちょっとした変化球でこんな可愛いものもあります。
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Oxalis versicolor オキザリス バーシカラー(オキザリス ベルシコロル)
冬の間中ずっと咲き続けてくれる球根植物です。この花は表は真っ白なのですが、下の写真の様に裏側には赤の縁取りがあってとてもポップな感じがします。

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そして日の当る時間になると花開き、夕方には細く巻いた傘のように閉じ、を毎日繰り返します。曇りの日も花を閉じています。でもって閉じているときにはこの裏側が主役になって赤白のネジネジ模様となりなんとも可愛らしいんです。(写真は閉じた状態ではないです)

地上部のある冬には土の表面が乾けば水をあげますが、初夏までには葉も枯れて休眠期になり、そうすると水はいりません。地植えや寄せ植えにしておくと夏の水の管理が難しいので、掘り上げる様にするか単体でプランター植えで楽しむようにして、夏はそのまま軒下の涼しめなところに放っておけば良いです。秋になって葉を出すころになって来たらまた陽当たりの良いところに置いて(堀上げたなら植えて)水をあげます。夏は陰、冬は陽が入るような軒下だったら霜も防げて丁度良いと思います。球根もよく増えますし、毎冬楽しめますよ。
posted by アウトドアルームデザイン at 19:12| Comment(0) | 草花たち

2016年07月18日

ブラジルをテーマに

リオオリンピックの開始まで間もなくですね。
私もこれに因んでブラジルをテーマに、はままつフラワーパークの大温室の夏展示をデザインさせていただきました。
といっても展示は5月28日から始まっていて9月25日までが期間ですので、ちょうど今が中盤です。

浜松市はブラジル人の人口が日本一高い街なんです(たぶん今も)。
そんな知られざるタイムリーな街だからこそ、来園者や浜松市民の皆さんにはこの機会にブラジルに親しみや興味を持ってもらえるような展示をしようと思いまして。でも、だれもが思い浮かべるサンバのお姉さんが踊るとか、サッカーとかは敢えて無しです。
植物もブラジルを中心に熱帯アメリカ原産のものをなるべく使っています。

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正面奥に見える建物はリオのビーチに並ぶ売店の屋台をアレンジしたものです。花壇とあわせてビーチのにぎやかで元気な雰囲気を作りました。コパカバーナビーチを象徴する有名なペイビングパターンがあるのですが、ここの園路にももうすぐ現れると思います。

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カーニバルを象徴したカラフルでにぎやかなオブジェ植栽。
プランターはカーニバルで使われている打楽器をモチーフにしました。リオ以外にもブラジルのあちこちでカーニバルは行われているんですって。次の写真にでてくるサルバドールの街では打楽器だけの演奏チームが街をパレードしたりする様ですごく格好イイんです。

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そんなプランターに熱帯アメリカ原産の植物を寄せ植え。面白い色や形のものがいろいろあります。
背景に見えるのはサルバドールという世界遺産にもなっているカラフルで歴史的な街並みをイメージしました。

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その一角のテラス。この写真だと一部しかみえませんが、この壁の上にもダイナミックな植栽をしました。

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テラスの窓から見えるサンクンガーデン。真ん中のノットは分かりにくいですがブラジル国旗をアレンジしています。

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大きな葉っぱのものをどーんと入れました。

じつのところ私もブラジルには行った事はないんです。が、ネット等で調べる以外に、実際にブラジルに行ってカーニバルに参加したことのある日本人の友人や、ブラジル人の友人からいろいろと情報を得られたり、ブラジル系スーパーマーケットから展示に使う小物を入手したりできたので幸いです。これも浜松ならでは、ですね。

ということで、機会があったら是非行ってみてください。7月と8月は入場料が無料です。
それに外は暑いけど、温室内はむしろそれよりも涼しいですよ。続き 〜その後ペイビングパターン完成!〜
posted by アウトドアルームデザイン at 22:34| Comment(0) | お知らせ

2015年06月11日

モフモフ達の季節が・・・

数年前にお庭をデザインさせていただいたお客様のところに先日伺って改めて思ったのですが、5月下旬から6月上旬にかけてはモフモフ感のあるふわっとした植物、特に木々の花がきれいなんです。
じゃあ例えばどんなものがある?ということで、ご紹介。

最初はご存知の方も多いスモークツリー。ケムリノキとも呼ばれる落葉小高木です。
木々全体がボリューム感のあるふんわりとした花に覆われ、まさにスモーク=煙に包まれた様です。切り花としてもよく使われていますね。銅葉の品種やスモークが桃色がかった品種もあります。スモークはホントは花ではなく花のあとの姿です。
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お次はメディカルティートゥリー。
オーストラリア原産のメラレウカの一種です。殺菌作用のあるティートゥリーオイルを抽出する木ですね。葉をもむとスーッとした香りがします。白いふわっふわの花を株いっぱいに咲かせます。スノーインサマーという近縁種もあり、こちらも豪華に咲きます。
しばらくして花が散るときに綿毛のように飛んだりするので、それが気にならないところに植えるといいですね。
常緑ですが葉が繊細なので花がないときでもやさしい印象がします。剪定できますが放っておけば高さ6mくらいになると思います。暖地向き。
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最後のモフモフはスティパ テヌイッシマ。
これはイネ科の草、いわゆるオーナメンタルグラスです。
宿根草で、冬前に株元で刈り込んでおくと春から繊細でやわらかい緑の葉を再び茂らせます。大きくなっても高さ50~60cmくらいの宿根草なので、使いやすいグラスの一つです。フワフワの葉にさらにフワフワの花穂(わかりにくいですが、写真は穂のついた状態)をつけます。こぼれ種で増えますが抜くのに困るほどではありません。
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日本はちょっと残念な事に梅雨があります。この辺りも数日前に梅雨入り。
せっかくのモフモフ達も連日の雨にさらされてくるとべっちょりして美しい姿が見れる日は減り、そのうち終わってしまいます。気温も上がってきて蒸れますしね。
原産地ではもう少し長く堪能できるんだろうになあ。
でもどれも丈夫なので水はけの良いところに植えてあげれば毎年楽しめますよ。
posted by アウトドアルームデザイン at 17:55| Comment(0) | 草花たち