2014年07月30日

花博での草花デザインを振り返って 〜クスノキのおしゃれ並木〜

すっかり季節は真夏ですね・・・暑さやら湿度やらコガネムシやら、植物たちには試練の季節です。
私たちもそうですが、夏には髪をこざっぱりと切ると涼しさが違いますよね。花の咲く時期や花芽をつける時期などの性格を把握して行う必要がありますので種類にもよりますが、樹木や宿根草も切り戻すなり枝を空かすなり、こざっぱりとしてから夏を迎えさせてあげると蒸れや病気の防止になります。

さて、すいぶん間があいてしまいましたが久しぶりの更新です。
花博会場の写真をいろいろ撮ったのですがそのままになっていました。
先日講演をさせていただいたのですが、そのときのスライド用に花博で手がけた作品の写真をちょっとまとめたので、ブログでもすこしづつご紹介したいなと思います。
今回は一度以前のブログ(2014年4月23日)でも紹介しました「クスノキのおしゃれ並木」です。ヤーンボミング(yarn bombing)という毛糸を使ったストリートアートを木の幹に取り入れて、花壇と併せてデザインした場所です。
面積の1/3くらいが一年草で植え替えていますが、花壇の主役となっているものは秋のうちに植えておいた宿根草と球根で、主役の花がバトンタッチするように次から次へと伸び上がってくるようにデザインしました。一年草の花々が主役の花の色をぐっと引き立て空間をにぎやかにしてくれています。ポップで色鮮やかな雰囲気が来場者にも関係者にも好評でした。

まずは4月のオープン時
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そして4月の終わり
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5月半ば
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6月上旬
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と、こんな感じで6月15日の閉幕を迎えました。
posted by アウトドアルームデザイン at 15:18| Comment(0) | 浜名湖花博2014