本年も宜しくお願いいたします。
ここ浜松はそもそも暖かい土地ですが、今年のお正月はそれに輪をかけて穏やか〜な暖かい日が続きました。
通常は遠州のからっ風と呼ばれている北西からの強風がビュービューと吹き付け、それが体感温度を大いに下げる訳ですがそれもありませんでした。
で、ここ数日でようやく冬らしい気候となりました。寒いのはイヤですが、少し安心しました。やっぱり冬には冬らしい日がなくてはね。
ところで皆さん冬のお花はどんなものを楽しんでいますでしょうか?パンジーやビオラ、ストック、ハボタンなどなど、冬の草花の選択肢は幅広くはないですが、ちょっとした変化球でこんな可愛いものもあります。

Oxalis versicolor オキザリス バーシカラー(オキザリス ベルシコロル)
冬の間中ずっと咲き続けてくれる球根植物です。この花は表は真っ白なのですが、下の写真の様に裏側には赤の縁取りがあってとてもポップな感じがします。

そして日の当る時間になると花開き、夕方には細く巻いた傘のように閉じ、を毎日繰り返します。曇りの日も花を閉じています。でもって閉じているときにはこの裏側が主役になって赤白のネジネジ模様となりなんとも可愛らしいんです。(写真は閉じた状態ではないです)
地上部のある冬には土の表面が乾けば水をあげますが、初夏までには葉も枯れて休眠期になり、そうすると水はいりません。地植えや寄せ植えにしておくと夏の水の管理が難しいので、掘り上げる様にするか単体でプランター植えで楽しむようにして、夏はそのまま軒下の涼しめなところに放っておけば良いです。秋になって葉を出すころになって来たらまた陽当たりの良いところに置いて(堀上げたなら植えて)水をあげます。夏は陰、冬は陽が入るような軒下だったら霜も防げて丁度良いと思います。球根もよく増えますし、毎冬楽しめますよ。